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換算1200mmの超望遠FHDで月をとってみた。

EF100-400mmとEOS 5D MarkIIIで3倍クロップ動画撮影

 EOS 5D Mark3とMagicLanternでフルHD解像度を維持したままRAW3倍クロップ撮影!

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EOS 5D Mark IIIのカスタムファームウェアであるMagicLanternにはRAW動画を撮影することができる機能があります。


Magic Lantern | Home

 

その機能での撮影時の仕様でライブビュー時にズームを行っている状態でRAW動画の撮影を開始するとセンサーを間引きせずドットバイドットでセンサー中心部をズームした約3倍クロップ状態のフルHDの動画を撮影することができます。

 

 

今回はこの機能とEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを組み合わせて換算1200mmで月を撮影しました。

 


MOON 1200mm(400mm+3x crop) 5D mark III Magic Lantern Raw - YouTube

 

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに3xクロップで1200mmとなるとさすがに大気のシーイングの影響をうけてモヤモヤとうねりますが解像度はさすがRAWと100-400mmの組み合わせといったところです。

 

今回は音声がありませんがもちろん音声も収録可能です。各フレームRAW動画なので写真のように現像作業も可能。

この機能は航空機の撮影や、野鳥の撮影などでもかなり使えそうです。