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3D Roboticsが周回飛行、パイロット追跡飛行を搭載した空撮用スマートドローン「Solo」を発表

3D Robotics(3DR)世界初のスマートドローンSolo」を発表しています。

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via 3DRobotics | UAV Technology - 3DRobotics Inc

3D Robotics、GoPro 最適化スマートドローン Solo 発表。拡張ベイで360度カメラ等も対応 - Engadget Japanese

3D Robotics’ New Solo Drone Promises To Make Aerial Videography Easy | TechCrunch

 

Solo は機体と専用コントローラーの双方に1GHz駆動のARM Crotex A9を搭載Linux OS によって動作します。また高度な自動制御を実現するため、3DR が自前で開発する自動操縦用チップ「Pixhawk 2」を搭載。万が一 OS がクラッシュしても墜落を回避する仕組みになっています。自動離陸や自動帰還といった最近のドローンにお馴染みの機能も搭載します。

 

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Soloの機体上部にはアクセサリーベイを備え、様々なオプション機能の追加に対応します。現時点では屋内飛行用の全方位カメラが開発中のほか、非常用パラシュートや LED ライトを開発する構想もあるとのこと。さらにローターを駆動するモーターは簡単に交換できるほか、別売りの3軸ジンバルもサードパーティ製品へ置き換えることができます。

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機体とコントローラー間の通信可能距離は最大800m。バッテリーによる飛行時間はカメラジンバル使用で最大20分、カメラなしでは最大25分。バッテリーは Solo の機体上面から交換できます。コントローラーのバッテリーは最大4時間使用可能。充電は約8時間です。機体のみの重さは約1.5kg。カメラ&ジンバル搭載時は約1.8kg。WiFi によるファームウェアアップデート機能を備えます

 

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Soloには周回飛行、パイロット追跡飛行、事前に設定した地点への往復飛行などこれまで3DRが開発してきた自動飛行モードがすべて組み込まれている。さらに、撮影したい複数の地点をアプリで指定するとドローンがそれらの地点をスムーズな経路で結んで飛行するモードなどの新機能が提供されている。

 

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3DR Solo5月に米国で、6~7月には各国で順次発売予定。米国での価格は Solo 単体(カメラ&ジンバルなし)で約1000ドル、Solo & GoPro & ジンバルのセットモデルが約1400ドル。オプションの3軸ジンバルは約400ドルです。