映像撮影時のオーディオモニターとしてカスタムIEM(イヤホン)
画像はUltimate Ears 7 Proカスタムインイヤモニター
今までロケでのオーディオモニターはヘッドフォンが主流です。私もカスタムIEMを使いはじめるまでは野外でのオーディオの確認はヘッドフォンをつけていました。
外で使うなら使い勝手はイヤフォンのがイイ
野外での使い勝手は大きさ的にも遮音性という意味でもヘッドフォンより確実にイヤフォンでしょう。小さく手軽ですし密閉されているので遮音性が高くマイクの収録音なのか外部の音なのかわからなくなるということが減ります。
イヤホンじゃあ音質が悪い?
ではなぜヘッドフォンが多いのか?だいたいの方がオーディオモニターとしてイヤフォンではなくヘッドフォンを使う理由は音質の問題があると思います。
イヤフォンは所詮民生品で音質が悪いのでモニター用途には使えない。
という印象が多いのでしょう。
究極の業務用イヤフォン
画像は私物のJH Audio JH Roxanne
私がオーディオモニターとして使っているイヤフォンはいわゆるカスタムインイヤーモニター(カスタムIEM)という代物で元々は歌手や演奏家がステージ上で自分の音を確認するために作られた業務用の製品です。すでに音楽業界などでは広く使われています。
コストがボトルネック?
オーダーメイドなので値段はそれなりにします、と言うか高いです。ですが値段以上の価値があると思います。これを見つけるまでイヤフォンはおもちゃという認識でしたが、これは明らかにモニター用途の業務機器です。最近ではオーダーメイドではなくてもカスタムIEMと同等の性能の民生品も多く販売されています。
業界標準や固定概念にとらわれないで広く探してみるのもありかも?